「人生を良き眠りとともに」

15日(日曜日)は翌16日のビラベックの工場見学に備えてハイデルベルグ泊まり
中世ドイツ、ファルツ選帝候の居城でもあるハイデルベルグ城とドイツ最古の歴史を誇るハイデルベルグ大学のまち、アルトハイデルベルグとして有名な観光地でもある。

街を流れるネッカー川の端を渡った向こう岸にゲーテも歩いたという「哲学の道」がある。登りは風情のある小径だが、坂がけっこうあって思索どころではない。おまけに陽はあたっているものの、気温は氷点下。しかし、坂を登り切るとハイデルベルグ市街を一望することができる。

そこから、いろいろ考えながら歩くうちに出てきたのが冒頭のフレーズである。
健康のために眠りが必要である、と日頃お客様に訴えているのだが、そうだ、豊かな人生にとって良き眠りが必要なのだ、とあらためて気付かされたのであった。さすがは哲学の道だけある。

御利益と思ってレンガのかけらを拾って持って帰ってきた。

今回のツアーは同業の大分のいとしやさんの大杉君、桑名の帯屋さんの稲垣君というその道のプロフェッショナルと多くをご一緒したのだが、議論の中ででることは、「専門店には哲学が必要なのだ」という原点であった。

夜はビラベック社長のエアマートさんと夕食。ごちそうさまでした。