ちょうど1年前 昨年5月に羽毛布団の産地偽装が新聞やメディアを賑やかせました。
フランス産と表示している羽毛に中国産を混ぜたりしていたのです。

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このおかげでテレビ「ひるおび」に出演する機会を得ましたので、私にはラッキーでしたが
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このようなことは長年慣習的に行なわれてきましたので、あれから1年経ってどうなったのかというと、正直実態はあまり変わっていません。もちろん、トレーサビリティはしっかりしてきたのですが、未だに怪しい羽毛が出回っています。

私にすると問題は産地がどうのこうのよりも、羽毛の質が良いか悪いかです。
高級産地ポーランド産であっても、羽毛の質が悪かったり、洗浄が不十分だとポーランド産と謳う意味がありません。一方、中国でも真面目に鳥を飼育して、ちゃんと洗浄して良質なものを提供する業者はいるのです。

大切なことは
★産地表示などに惑わされないこと
★本物を見抜く目

ただ、一般の消費者にとってみれば、羽毛はブラックボックス。有名メーカーだからといって、必ずしも安心できるわけでありません。
私どもが、羽毛布団を製造直売しているのも、お客様に確実なものをお届けしたいからです。