Natural Sleep 自然な眠りの部屋 〜 快眠日記

快適睡眠を考え、その実現のための寝具を提案しサポートするショップです。 良質な天然素材を使い、ヒトが本来持っている自然な眠りを実現をめざして、オリジナル寝具の開発や睡眠の研究に取組んでいる「眠りのプロショップSawada」の店主の取り組みや最新情報を紹介します。 手作りでお届けするオーダー羽毛ふとん、オーダー枕、マットレスやベッドなど、快適で安全に眠るための商品情報も提供しています。

お役立ち情報

店じまいセールを開催中です

当店は滋賀県長浜市の市街地中心部、今ではまちづくりの成功事例の一つと言われる黒壁の近くです。
今回、当店と隣のパウビルを含めた元浜町13番街区市街地再開発が進められることになりました。

それに伴い、1月末には現在の店舗を閉鎖し、2月末より長浜市神前町9-11 商品倉庫の場所に仮店舗を移動して営業を始めます。再開発の新店舗オープンは2020年9月ぐらいの予定です。
店舗正面2


長年の営業で、さまざまな在庫もあります。また、雑貨をやっていた頃の名残で雑貨や家具もいろいろと残っていますので、1月末まで店じまいセールを実施しています。ものによっては80%引の品もありますし、継続定番品も通常より割引率をアップして提供しています。

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メールでのカウンセリングでも、同様の割引をいたします
メール info3@sleep-natura.jp  までお問い合わせ下さい

羽毛のセミナーに参加

先日、大阪でIDFLによる羽毛セミナーに参加してきました。
IDFLとはInternational Down and Feather Testing Laboratory  羽毛の検査を行なう会社です。本社はユタ州ソルトレークシティーで社長のWilf Lieber氏による講演です。
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基本的なことは理解していましたが、新しい情報や検査の実際などを学ぶことができ、有益でした。
一般には下記のようにダウン率やダウンパワー、ダック混入率、酸素係数、透視度などさまざまな指標を報告書にしてくれます。

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出張帰りは飛行機かグリーン車をおすすめ

今回も光と睡眠の話です。

出張で忙しく東京ー大阪を往復するサラリーマン。
新幹線の普通席よりグリーン車の方が
グリーン車より飛行機の方が
家に帰ってから眠れるのだそうです。

というか、光と睡眠の関係を知っていれば、自明のことです。
明るい環境だと睡眠を司るホルモン、メラトニンの分泌が悪くなります。

新幹線だと普通車の照明は明るいのですが、グリーン社は間接照明で暗めです。
飛行機だとさらに暗くなりますね。

なので、メラトニンの分泌の方が暗いほど多く出て眠りやすいということです。

逆に明るい光は覚醒を強めるので、時差ぼけなどの解消に使われることがあります。
ブライトライト_使用風景2


余談ですが、先々月に羽毛や寝具の仕入れでヨーロッパに行った時のこと

出発便は午前1時と真夜中の出発です。フライト時間は12時間

出発後に食事が出ますが、軽食です。
当然ですが本来なら寝てしまっている時間です。

ここでたらふく食べるとどうなるかというと
身体が食べ物を消化することで、体温が一向に下がろうとしなくなるからです。

ですから軽食。食べなくってもいいかもしれません。
長時間の飛行では、機内の照明と食事の時間でできるだけ時差ぼけが出ないようにしているようです。

さて、私はというと、お酒をたらふく飲んでは軽く寝て、起きて飲んで・・・を繰り返します。
本来、良い睡眠をとるにはしてはいけません。
せまいエコノミ席では、お酒でも飲むしかない、というのが正直なところですね。

朝5時頃、ドイツに着きます。少し休んで展示会を一日回ります。
正直けっこうなハードワークですが、初日でテンションも高いのでなんとかこなせます。
その晩は疲れはてて、ぐっすり眠れるというわけです。 
 

お昼一番のプレゼン時に必ず眠くなるわけ

一時バイオリズムが流行りました。

とはいえ、ヒトはさまざまな生体リズムで生きている生物です。
決して侮れません。

1年のリズム、1月のリズム、1日のリズム

お昼過ぎの会議や授業、やたらに眠たく感じませんか?
お昼を食べたからでしょうか。もちろんそれもありますが

ヒトの1日のリズム(サーカディアンリズムといいます) で眠気が強くなるのは
午前2〜4時(いわゆる丑三ツ時) 一番深く寝ている時間帯です。

そして 午後2時〜4時頃にも眠気が強くなるというリズムがあるのです。 

一日の眠気のリズム
どうりで眠いはずです。

つまり、午後2時〜4時に会議をするというのは、まったく非効率ということになりますね。
生産性が上がりにくいし、ミスや事故も起きやすいのです。

さらに、ヒトは周りの明るさが暗くなると眠くなるという性質もあります。
お昼すぎの会議で、部屋を暗くしてパワーポイントでプレゼンテーションって、寝て下さいねといわんばかりです。
授業もそうですね。身体を動かす体育なんかの方がいいでしょうね。

上の図を見ると夜の覚醒度が高いんです。いわゆる5時から男みたいな。

受験生はこの時間に集中するのがいいのでしょうね。
塾に功罪ありますが、この時間に勉強するということは理にかなっています。
来年受験の皆さん、頑張って下さい。



 

LED光源が睡眠を妨げて、子どもの眠りを悪くする

睡眠健康指導士の勉強には睡眠と光の関係を学びます。

ブルーライトという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
LEDの光に含まれる青白い波長の光ですが 

これが睡眠を妨げます。

青色光源のメラトニン抑制

この光が目に入ると、睡眠を司るメラトニンというホルモンの分泌が抑えられます。

睡眠したとしても光の刺激が残っていて、深い睡眠になりにくいという影響もあるんですね。

大画面になったLEDバックライトのテレビ
スマートホン
タブレット
ゲーム機
省エネにした結果増えた、やたら白いLED照明(特にコンビニなんか最悪)

最近はブルーライト低減というものも出てきていますが、まだまだ少数派です。

テレビを始めとするLED光源はここ10年間で急激に増えました。
それで育った子どもたちがどうなっているのか?

教育の現場では落ち着きが無い、切れやすい子どもが増えているという報告があります。
もしかしたら、その原因の一つにLED光源が増えて、子どもの睡眠が十分に取れていないのではないか
そんな風に考えたりもします。

睡眠は記憶の固定と密接な関係がありますから、
まず子どもたちには十分な睡眠を与えてあげてください。
睡眠を妨げないためにも、午後6時以降はテレビやタブレット、ゲーム機は避けましょう。



 

睡眠密度を上げるための寝具

「深層NEWS」というテレビ番組で睡眠についての話が出ている。

よく問題になるのは何時間眠ったら良いのですか?ということで、7時間ぐらいがベストといわれる。
ところが実際社会人では6時間の睡眠を確保するのが精一杯ではないか?実際に5時間程度という方も少なくない。

実のところ睡眠時間も問題だが、問題は睡眠の質ではないか?
睡眠の長さも必要ながら、深さも必要だからである。つまり睡眠密度を上げる必要がある。
うつらうつらして、何度も目が覚めるような睡眠は、長く寝ていても熟眠感がないし、実際にステージ3やステージ4のノンレム睡眠は徐派睡眠という深い睡眠だが、こうなると得られにくい。特に、蒸し暑い夏は特徴的だ。

正しい眠りのリズム
そうすると、成長ホルモンの分泌は抑えられて、身体の回復や免疫力も回復しにくいのだ。
ところが、このような番組ではどのような寝具を使えば良いかということはほとんど語られない。なぜかというと、睡眠の専門家といわれるお医者さんは、失礼ながら寝具のことをほとんどご存じないからである。

それでは寝具の役割は何かと云えば、2つ
1.睡眠中に不快な情報を身体に与えない
2.睡眠中に快適な情報を身体に与える。

質の低い寝具は暑い、寒い、痛い等の不快情報が多い。質が高くても、身体に合わない寝具も同様だ。
これを使えば眠ることができる、のではなく、まず、身体へのストレスをできるだけ下げることが寝具の必須である。
その上で、触って気持ちが良いといった快適情報は精神的な安心感を与える。カバーなどが重要なのはここだ。

睡眠障害で睡眠ポリグラフを取りに来た患者さんが、睡眠センターの上質なベッドに寝たらぐっすり快眠できたという、本当は笑えない話もある。

私たちの仕事は、お客様に合わせてストレスの少ない寝具選びをサポートすることなのだ。
 

結局良い羽毛と、そうでない羽毛があるだけ(羽毛の産地偽装に関連して)

羽毛の産地偽装で業界がゆれています

羽毛ふとんの産地偽装とその背景について
フランス産と称する羽毛ふとんの多くが産地偽装であるという報道 5/7朝日新聞にフランス産羽毛の多くが産地偽装されているという報道がありました。業界では噂になっていたようで、自浄作用が働くのかどうか、興味を持ってみたいと思います。 ...

私のところにもお客様からお問い合わせがあったり、マスメディアからの問い合わせなどもいただいています。

もちろん、産地偽装をするという犯罪行為(法に抵触します)そのものは許されないことであり、業界人の1人として襟を正すことが大切です。これは羽毛だけでなく、他の素材にも起こりうることです。ちょっと前にはカシミヤ事件なんてのもありました。

今回の問題(というか以前からずっとなんですが)を整理すると

実際に良い羽毛が採れるイメージの良い産地を詐称したこと

これが問題になっています。それじゃあフランス産だったらなんでも品質が良いのかというと、当然天然素材ですから 「良いものも悪いものもある」 ということなんですね。

羽毛の品質を表すのにかさ高性があります。ダウンパワー(dp)という数値で、これが大きいと良い羽毛ということになります。比較的分かりやすい指標です。ダウンパワーについては日本羽毛製品協同組合(日羽協)のホームページに説明があります。

以前はダックダウンはダウンパワー値で380dpが限界で、一般的には350dpで良い方とされていました。フランスの場合、マスコビー種やそのハイブリッドであるミュラー種などが比較的ダウンパワーがあり、今日では400dpを超すダックダウンも出てきています。

実際私どもが使っている、フランス・ピレネー地方のホワイトダックダウンはミュラー種でダウンパワーも400dpあります。日羽協の企画でいえばロイヤルゴールドラベル相当になりますね。フランスは良い羽毛(ダックが中心)が採れる産地なのです。

360dpのフランス産と390dpの台湾産どちらが良いか?

私どもが仕入れている河田フェザーさんのリストにはフランス産は360dp〜410dpまであります。一方、台湾産は380〜390dp、産地無し(トレーサビリティが取れない・・おそらく中国)は340〜350dpです。もちろん、日本でも一番レベルが高い河田フェザーさんなので、無印でも340dpあるんですね。市場には300〜350dpクラスがほとんどでしょう。(300dp以上だとゴールドラベルが付けられるため)

私なら、360dpのフランス産を使うなら390dpの台湾産を使うでしょう。日本人はフランス産というと高級イメージを持つかもしれませんが、洗浄の状態等が同じなら390dpの台湾産の方が良い羽毛になります。

もちろん国内洗浄であることが前提

といっても中国や台湾で洗浄精製され日本に輸入される羽毛は、洗いが日本の水準より劣るものが少なくありません。となればダウンパワーだけで判断するわけにはいきません。ダウンパワーや透視度、酸素係数など羽毛の検査で得られるデータによって判別すべきと思います。

今回の問題は価格を安くするために、おそらく程度の低い中国産などの羽毛を使って、フランス産を称したということですが、上記のようなケースだったら、皆さんどちらを選択されるでしょうか? ここまで説明すれば「390dpの台湾産」とおっしゃるかも知れませんが、単純にネームだけを見るだけなら、「360dpのフランス産」を選ぶ方の方が多いのではないでしょうか? ここに、産地ブランド偽装の問題点があるのです。

私の店は羽毛の品質は400dpを最低ラインにしているために、400dpが得られるフランス産を選んだ、ということだけなのです。

本来、問われるべきは産地より良い羽毛かどうか

ポーランド産も同様です。非常に良い羽毛が採れる産地ですが、ポーランド産の羽毛が全て良いわけではありません。ポーランド以外であっても、丁寧に育てている個人農家からは、本当に良い羽毛を得ることができます。

本当は、良い羽毛と、そうでない羽毛があるということだけなのと思います。

自分で実際に羽毛ふとんを作っていると、産地や表示品質よりも、どれだけパワーがあるか、ゴミが少ないかということが重要であるということがよくわかります。

枕より敷寝具を優先すべき理由

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何度も同じようなことを書いてますが、まだまだ理解いただいていない方が多いようなので

身体に合わせた枕だと快眠できるのか?

半分イエスで半分ノーです。上の図を見てください。これは仰向け寝の場合ですが、背骨のラインは立位=立った状態と同じが理想です。もちろん、全ての人がそうというわけではありませんが、基本的な考え方として認識してください。

すると寝姿勢のポイントになるのは主にA(頭頂) B(頸椎) C(肩・肩甲骨) D(腰部) E(臀部)となります。このうち枕が担当するのはAとBです。枕の役割は、立位と同じ寝姿勢が取れて、気道の角度が自然になってスムースに呼吸ができるようにすることといえます。それ故Bの頸椎高とAの頭頂高を調節するわけです。

残念なことに世の中には、まだまだ誤った枕の使い方をしている方が少なくありませんから、枕の高さを調節しただけで、改善するという方もあります。しかし、根本的な解決にならないのはA,Bの枕だけでなく、C,D,E全体としてバランスが必要と言うことは図からわかると思います。

特に肩こりの解消にはA−B−C全てのバランスを考えることが求められます。B〜Cの連携が重要となるのです。

敷寝具を先に決めることを優先すべき

このことから、まず脊椎を支えるC−D−E、つまり敷寝具を先に決めておくほうが優先されるのだということがわかるでしょう。

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このように、敷布団の硬さが変わると、必要な枕の高さが変わってきます。いくら頸椎高を細かく計っても、緻密にオーダー枕を作っても合わないことがある、ということになります。

横向き寝はさらに難しい

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横向き寝はさらにやっかいです。BとCの落差が大きいので、仰向け寝に対して横向き寝は高い枕が必要となります。さらに、背骨(脊椎と頸椎)が横から見て真っ直ぐにするためには、出っ張りのある肩と臀部をうまく受け止めることが求められます。

横向き寝で硬い敷寝具を使って肩こりに困っているという人は、Cの肩に圧迫がかかることが原因と考えられます。硬い敷寝具だと肩の出っ張りを受け止めることができません。当然肩の一部に体圧がかかりますから、それを支えるべく肩のまわりの筋肉が始終緊張を強いられます。

実際にヒトは仰向き寝や横向き寝を繰り返すことが多いので、仰向き寝と横向き寝の両方ともバランス良く支えることが求められるのです。私たちがウッドスプリングをおすすめする理由もここにあります。

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なぜ枕からすすめたがるのか?

以上のような理由で枕より敷寝具選びを優先すべきだということがご理解いただけると思います。しかし、世の中にはまずオーダー枕で枕から改善しましょうという寝具店が多いのです。なぜでしょう?

それは枕の方が敷寝具より安価で、しかも枕が話題になることが多いため、寝具の入り口としてのハードルが低いからです。「まず枕からとっかかりを作ろう」という指導をしている寝具メーカーさんも多いのです。(寝具メーカーさんは敷布団が中心で、ベッドも含めた総合的な解決メソッドを持っていないということも理由の一つになります)

しかし、これでは快眠の為と良いながら、物売りの域をでません。私たちは小手先で無く、本当の快眠ソリューションを提供していきたいと考えています。ですから、「枕が欲しいんだけど、どんなのが良い?」といわれても、カウンセリングの結果「まず敷寝具を改善して、それから枕を合わせましょう」とお帰りいただくことも少なくありません。

もちろん、ちゃんとした敷寝具やマットレスは枕よりずっと高価になりますから、すぐ結論を出していただくのは難しいと思います。それでも、快適な睡眠への第一歩は敷寝具(マットレス)からです。将来の健康に向けての投資と思っていただければ、と考えています。
 

避難所の寝具をどうするか?

この度の熊本・大分地方の地震で被災された方には、お見舞いを申し上げます。

さて、避難所の様子がテレビで映し出されますが、毎回同じような状況になってしまっています。
ただでさえストレスがかかっている中で、少しでも体調を保つには睡眠環境を少しでも整えていくことが求められます。

「そんなこといわれても、それどころじゃない。食べ物さえ十分でないのに」とお叱りを受けることは承知の上で、長期化した場合にどうするか考えてみたいと思います。
映像を見ていると、敷布団を1枚敷いている方はまだいい方で、毛布を体育館の床に敷いて寝ている方も少なくありません。ここで問題になってくるのは、夜の冷えと、下が硬いところで眠るリスクです。 

結論から言えば、敷を少なくとも2枚重ねましょう。体温が床へ逃げるのをふせぎ、体圧分散ができるようになって、身体にかかる物理的ストレスを和らげます。硬いところで寝ると寝返りが増え、結果的に睡眠が浅くなります。さまざまな精神的ストレスがかかっていますから、夜はできるだけ良い睡眠をとりたいものです。

体育館などはホコリも立ちやすいので、本当は簡易ベッドがおすすめです。
長浜市が地元の新江州さんと災害時の提供について連携されるというニュースが伝わってきました。

藤井長浜市長、寝心地を確認
このようにすることで、さらに睡眠環境が改善されます。たとえ30僂任眈欧ら上げることにより、保温性が上がり、お年寄りにとっては立ち上がりなどが楽になります。また、プライバシーも少し守られやすくなるのです。
この上に通気性の良いマットレスとウールの敷の2枚敷をするのがベストでしょう。

といっても被災地ではそこまで揃えにくいとは思いますが、睡眠の悪化は、健康の悪化につながりますから、十分に配慮していきたいものです。

実はこのベッド、廃棄が楽なので単身赴任や下宿など短期間使用にもぴったりです。当店でもテストをして、扱っていく予定をしています。


 

冬の羽毛布団加工の悩み

私の店ではドイツのカウフマン社、日本の河田フェザーというトップクオリティのメーカーより羽毛の仕入れを行っている。
河田フェザーさんの場合、羽毛原料の重量は水分率12.5%で計算される・・・ということは冬は乾燥して水分率が低くなるので、12.5%の換算で10.0圓鮖兎れたとしても、実際は9.9圓靴ない、ということも多い。

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ただ、羽毛布団を作る際には、面倒な水分率換算はできない(充填する際の水分率を図るというのは現実的ではないので)冬は夏よりほんの気持ちだけ多く充填されることになる。(といっても、計量器の誤差の範囲以内だ)

ただ冬の問題は、静電気である。乾燥しているので静電気が起きやすい。
羽毛の計量槽はしばしば、羽毛が静電気でへばりついてしまう。
しかも、これはダックダウンに多い・・・というか、未成熟ダウンやスモールフェザー、ファイバーが多いダウンに顕著である。
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これは400ダウンパワーのフランス・ピレネー産ミュラー種のダックダウンだ。ダックでありながら400dpあるので、粒の大きいダウンが多いのだが、その一方で小さな未成熟ダウンやファイバーも多い。違う羽毛を入れる場合は、一旦掃除をするのだが、一晩おいて静電気の影響がなくなった状態ですることになる。

これが440〜450dpクラスの長期飼育のグースダウンだと、一時こうなっても、しばらくするときれいに剝がれてしまう。これはダウンボールの大きさが多く、粒よりなために、未成熟ダウンやファイバーが少ないからだ。

こんなところにも、羽毛の品質の違いが出てくるし、実際作るとなればゴミの少ないダウンで作った方が、布団からでるホコリも少なくなるのだ。





 
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