お客様から電話をいただき「寒くなったので、急いでリフォームしてほしい」とのご要望。

お預りした羽毛を開けてみると
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 ちょっと判りにくいが、ラベルには「ノーヴィ・アイダリッシュダウン」とある。山梨のとあるメーカーさん製である。
これはいわゆるネオ・アイダーという羽毛だ。かなりソフトで良い生地のグレードから想像してみたが「結構なお値段でした」とのこと。つまり絡み合うステッキーダウンをアイダーのような羽毛と表しているのであろう。

グースダウンなのだが、残念なことにダウンボールはそこそこ大きいものもあるものの、肝心の絡みがあまりない。
アイダーダウン1
本物のアイダーだとこれぐらいに絡んでばらけない(中には???というのも少なくないが・・・)

ブランブラン
前に扱っていた、カウフマン社のロシア・ブランブランのステッキーグースダウンでもこれぐらいに絡みがあるが、今回のは、アイダリッシュという名前倒れであった。

こういうケースは、私の店で販売したものではないだけに、どのようにお客様に説明すればいいのか、しばしば苦慮する。困ったものだ。