Natural Sleep 自然な眠りの部屋 〜 快眠日記

快適睡眠を考え、その実現のための寝具を提案しサポートするショップです。 良質な天然素材を使い、ヒトが本来持っている自然な眠りを実現をめざして、オリジナル寝具の開発や睡眠の研究に取組んでいる「眠りのプロショップSawada」の店主の取り組みや最新情報を紹介します。 手作りでお届けするオーダー羽毛ふとん、オーダー枕、マットレスやベッドなど、快適で安全に眠るための商品情報も提供しています。

照明

LED光源が睡眠を妨げて、子どもの眠りを悪くする

睡眠健康指導士の勉強には睡眠と光の関係を学びます。

ブルーライトという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
LEDの光に含まれる青白い波長の光ですが 

これが睡眠を妨げます。

青色光源のメラトニン抑制

この光が目に入ると、睡眠を司るメラトニンというホルモンの分泌が抑えられます。

睡眠したとしても光の刺激が残っていて、深い睡眠になりにくいという影響もあるんですね。

大画面になったLEDバックライトのテレビ
スマートホン
タブレット
ゲーム機
省エネにした結果増えた、やたら白いLED照明(特にコンビニなんか最悪)

最近はブルーライト低減というものも出てきていますが、まだまだ少数派です。

テレビを始めとするLED光源はここ10年間で急激に増えました。
それで育った子どもたちがどうなっているのか?

教育の現場では落ち着きが無い、切れやすい子どもが増えているという報告があります。
もしかしたら、その原因の一つにLED光源が増えて、子どもの睡眠が十分に取れていないのではないか
そんな風に考えたりもします。

睡眠は記憶の固定と密接な関係がありますから、
まず子どもたちには十分な睡眠を与えてあげてください。
睡眠を妨げないためにも、午後6時以降はテレビやタブレット、ゲーム機は避けましょう。



 

眠りのために部屋は真っ暗?薄明かり?

こんな質問をうけました。

眠る時に薄明かりがいいのか?真っ暗がいいのか?

睡眠のためには、暗いほど良いと言うことは知られています。
日常生活における光の明るさ
一般には500ルクス以上あると、睡眠を司るメラトニンの分泌が悪くなりますから、睡眠に影響があるといわれています。
この数字からいえば、真っ暗でも、薄明かりでもそれほど関係ないといっていいでしょう。
どちらかというと、寝室に入るまでのリビングの明るさの方が影響が大きいでしょうね。

夜中に起きてトイレに行くということがよくあります。

本当は無い方がいいんですが、そういう場合や、地震など万一のことを考えるとフットライトのような、直接光源が目に入らないようなもにがいいでしょうね。
最近はコンセントに差し込んでつかえるようなものもありますので、検討してみてください。

おまけですが

寝室を遮光カーテンにする方があります。二交代・三交代などの勤務の方であれば、しょうがないのですが、一般的な勤務のサイクルの方にはおすすめできません。

朝は光を浴びて起きた方が、覚醒度が上がるからです。
プライバシーの問題がなければ、消灯後はレースのカーテンの方がいいでしょう。


 
livedoor プロフィール

ねむりはかせ

創業120年を迎える老舗のふとん屋の四代目
今までの「売れれば良いふとん屋」を脱却し、快適な眠りはどうあるべきか、そのための寝具はどのようにしたらいいかを日夜研究しています。
そのために、全国世界を訪ね歩き、試行錯誤の中からオリジナルの寝具を生み出してきました。

プロフィール画像はキャラクターデザイナー井上・ヒサトさんの作品 なまけもののネムタをご厚意で使わせていただきました。

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