Natural Sleep 自然な眠りの部屋 〜 快眠日記

快適睡眠を考え、その実現のための寝具を提案しサポートするショップです。 良質な天然素材を使い、ヒトが本来持っている自然な眠りを実現をめざして、オリジナル寝具の開発や睡眠の研究に取組んでいる「眠りのプロショップSawada」の店主の取り組みや最新情報を紹介します。 手作りでお届けするオーダー羽毛ふとん、オーダー枕、マットレスやベッドなど、快適で安全に眠るための商品情報も提供しています。

産地偽装

羽毛偽装から1年経って

ちょうど1年前 昨年5月に羽毛布団の産地偽装が新聞やメディアを賑やかせました。
フランス産と表示している羽毛に中国産を混ぜたりしていたのです。

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このおかげでテレビ「ひるおび」に出演する機会を得ましたので、私にはラッキーでしたが
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このようなことは長年慣習的に行なわれてきましたので、あれから1年経ってどうなったのかというと、正直実態はあまり変わっていません。もちろん、トレーサビリティはしっかりしてきたのですが、未だに怪しい羽毛が出回っています。

私にすると問題は産地がどうのこうのよりも、羽毛の質が良いか悪いかです。
高級産地ポーランド産であっても、羽毛の質が悪かったり、洗浄が不十分だとポーランド産と謳う意味がありません。一方、中国でも真面目に鳥を飼育して、ちゃんと洗浄して良質なものを提供する業者はいるのです。

大切なことは
★産地表示などに惑わされないこと
★本物を見抜く目

ただ、一般の消費者にとってみれば、羽毛はブラックボックス。有名メーカーだからといって、必ずしも安心できるわけでありません。
私どもが、羽毛布団を製造直売しているのも、お客様に確実なものをお届けしたいからです。

羽毛産地偽装の最新情報 2016.6

羽毛の産地偽装報道が出て約1ヶ月になった。

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この間テレビの「ひるおび」に出演するなど、周りは結構話題になったのだが、肝心の偽装についてはどうなっただろう。

改善されたのかというと、私の感覚からいえば「元の木阿弥」である。

大手の量販店などは、結構動きが速そうだ。会社としてのコンプライアンスがあるので、産地証明を出すようにするか、フランス産などの表示を止めるようにするかのどちらかである。原料メーカーは大変だったようだ。真面目な原料メーカーはともかく、怪しい原料を扱っていた会社は産地証明をごまかすしかないのだろう。(簡単にごまかせるところにも問題があるが)

一方、西川を始めとする製造卸業者は即日ホームページに日羽協の指定する通りちゃんとしています。と、これも横並びに掲示された。しかし、半数以上が偽装と指摘されているのに、それはないだろう、と思う。どうも、業界としては、臭いものに蓋をした感じが強い。

こんな状態だと、反って専門店の方が偽装がそのまま放置されてやばいのではないかと思う。 特に、比較的低価格ランクのフランス産云々はともかくとしても、卵を生むための親鳥である、と説明されているマザーグースは最高級ランクでの表示偽装となるから、品質重視の専門店でこれが一般的に行われていると、かなりやばいと思う。こちらを参照


私の店は、というと、今秋から産地表示による品名表示を止める方向で考えている。
例えば
ポーランド・マズーリアン ホワイトグース ダウン93% 440dpという表示を
ホワイトグース ダウン93% 440dp (ポーランド産) といった具合にである。
その代わりに Class−機Class−掘,箸い辰燭茲Δ淵哀譟璽品けを表示する予定だ。

これは、羽毛布団の良し悪しは産地でなく羽毛の質によるからで、良い羽毛であれば中国産であれ台湾産であれ問題はないからだ。逆に、産地をおおっぴらに書くことで、羽毛の本来の品質をぼやかすことになってしまう。

例えば、先日河田フェザーさんがお見えになった。ポーランドとハンガリーの羽毛がブレンドされた良い羽毛があるとのことだが、この場合原産地証明は取れない。かといって、440dpや430dpのパワーがあり、原産地証明の取れる通常のポーランド産よりもコストパフォーマンスが高いからだ。

私としては品物さえ良ければ、産地は関係ないのだから。

河田フェザーさんからは、いろいろな情報をいただいた。例えば、かさ高ダウンパワーdpは羽毛の良し悪しを判定する大きな要素だが、昨今はダックダウンでもパワーのあるものが増えてきた。本当にパワーがある場合もあるが、薬剤をコーティングしたりしてダウンパワーを偽装するケースも多いとのことである。
マザーダックはほとんどいないこと(居ないわけではないが、現場で区別できない) マザーグースも同様に、長期飼育羽毛と区別できないことなどなどだ。

真面目に品質の良い羽毛を




 
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